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DSPCはシニアや障害者福祉・地域コミュニティ作りを推進

日本補完代替医療学会JCAM

「日本補完代替医療学会/JCAM」のご紹介ページです。
 「日本補完代替医療学会」の公式サイトおよび「日本補完代替医療学会誌」より抜粋。

日本補完代替医療学会 JCAM

【本  部】〒920-0935 石川県金沢市石引1丁目5番28号
【連絡先】076-265-3900

【公式サイト】http://www.jcam-net.jp/

  日本補完代替医療学会は、あくまで西洋医学的医療を
  中核として、この(西洋医学)領域において、科学的
  未検証である医学・医療に対して、基礎的・臨床的研究
  および評価を行い、現代医療体系の中に組み込んで行く事
  また、補完代替医療として挙げられる種々の医学的治療法
  薬効を持つ物質等についての基礎的研究・検討、ならびに
  個々の方法・薬効物質等についての検証を行っています。


研究論文(日本補完代替医療学会誌より抜粋)

DSPCの活動とも縁の深い「シニア・高齢者の健康増進および認知症予防」に関する
アロマテラピー・音楽療法についての研究論文を抜粋し掲載させて頂きました。

【芳香浴によるPC作業の疲労軽減効果】
 詳細はコチラ PDF:848KB 

【補完代替医療としての音楽療法が認知症に及ぼす効果】
 詳細はコチラ PDF:711KB 

【精油嗅覚刺激による唾液α-アミラーゼ活性と状態不安に及ぼす影響】
 詳細はコチラ PDF:312KB 


代替医学・代替医療とは?

 代替医学・代替医療とは一般の方には、なじみの少ない言葉です。
 また、その定義についていろいろ議論されていますが日本補完代替医療学会では、
 現代西洋医学領域において科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の
 総称と定義しています。

 アメリカでは、alternative medicine(代替医学)または、alternative and
 complementary medicine(代替・補完医学)という言葉が使われています。

 ヨーロッパでは、complementary medicine (補完医学)という言葉が
 好んで使われることが多い様です。しかし、なかには現代西洋医学と同等または
 それを凌駕する医療が存在する以上、当学会はalternative medicine(代替医学)
 という用語を用いることとしました。
 いずれにせよ、通常の医学校では講義されていない医学分野であり、
 通常の病院では実践していない医学・医療のことです。


代替医学・代替医療の現状 @

 日本には残念ながら代替医療に取り組む政府機関がなく、この分野では欧米に比べ
 遅れていると見る向きもあります。しかし、実は代替医療を最もよく実践している
 国が日本だと考えられます。

 日本では古来より「中国薬用植物療法」を取り入れ“漢方薬”として使用してきた
 歴史があり、世界的に見ても漢方薬を保険薬と認めている数少ない国の一つです。
 また、鍼灸、柔道整復などの「東洋医学」も保険適用となっており、多くの患者が
 日常的に利用しています。一方、アメリカで鍼が医療器具として認められたのは、
 つい最近のことです。

 医療制度の崩壊が叫ばれている今日においても、我が国は最新・最鋭の
 現代西洋医学を実践している国であることに変わりはありません。


代替医学・代替医療の現状 A

 代替医療は、概して毒性が少なく、また患者に対して侵襲の少ない治療法であり、
 これまで諦めらめていた難病の患者さんにも朗報をもたらすものです。
 また、薬品による副作用、環境汚染、経済問題、医師に対する不信感など、
 今後21世紀の諸種の医学の問題点を解決し、かつ医療の質の向上に大いに
 貢献するものと期待されます。

 このように、患者にとっては、すばらしい選択肢が与えられることになりますが、
 逆に現代西洋医学を完全に否定し、超自然主義を唱えて科学的根拠のない治療法を
 押し付け、原始時代へ逆行する愚かなことは当然避けるべきことと考えます。


代替医学・代替医療の種類 @

 近年、新聞・雑誌・TV・インターネットをはじめとする情報化社会において、
 これら代替医療を求める患者が我が国でも急増しています。
 一方、他国でもも同様な状況が見られ、代替医療が世界的に新しい医学の
 潮流となりつつあります。

 アメリカでは、1992年、米国議会がNIH(米国国立衛生研究所)において
 世界的な最先端医学研究施設の一つとしてOAM(代替医療事務局)を設立し、
 現在、OAMには年4千万ドルの資金が充てられています。
 OAM設立以来、この分野の科学的研究は急速に進み、ハーバード・コロンビア・
 スタンフォード大学など、10ケ所に研究センターが設立されています。

 代替医療の範囲は広く、世界の伝統医学・民間療法はもちろん、保険適用外の
 新治療法をも含んでいます。人口比率からでは現代西洋医学の恩恵に預かって
 いる人達は意外に少なく、国連世界保健機関(WHO)は世界の健康業務の
 65〜80%を“伝統的医療”と分類しています。


代替医学・代替医療の種類 A

 代替医療とは具体的には、中国医学(中薬療法・鍼灸・指圧・気功)インド医学
 免疫療法(リンパ球療法など)薬効食品・健康食品(抗酸化食品群・免疫賦活食品
 各種予防・補助食品など)ハーブ療法、アロマセラピー、ビタミン療法、食事療法
 精神・心理療法、温泉療法、酸素療法、等々全てが代替医療に包含されています。

 確かに、これらの中には、非科学的であり西洋医学を実践する医師にとっては
 受け入れ難い内容のものもありますが、作用や有効性が科学的に証明されている
 ものが急増しているのも事実です。

 国立図書館医療目録データベース(MEDLINE)において“代替療法”の名称
 での引用は、1966年以来、年12%の割合で増加しており、在来医療に関する
 文献の増加率の約二倍であることがそれを裏づけています。


代替医療学会の専門学会・関連学会

 ・全日本鍼灸学会  ・日本アロマセラピー学会  ・日本音楽療法学会
 ・日本心身医学会  ・日本ヨーガ療法学会   ・日本芸術療法学会
 ・日本綜合医学会  ・日本アーユルヴェーダ学会  ・日本小児東洋医学会
 ・日本東洋医学会  ・日本統合医療学会 (JIM)    ・日本緩和医療学会
 ・日本予防医学会  ・日本抗加齢医学会    ・日本バイオフィードバック学会
 ・日本東方医学会  ・日本温泉気候物理医学会  ・和漢医薬学会
 ・日本医学会総会  ・日本未病システム学会  ・日本絶食療法学会
 ・日本磁気医学会  ・日本良導絡自律神経学会    ・日本臨床自然療法研究会
 ・日本催眠学会    ・日本催眠医学心理学会
 ・日本代替・相補・伝統医療連合会議 (JACT)
 ・その他、各専門領域の学会